ランナー膝の整体施術 | 越谷市 | Hero's Body

膝の痛み

ランナー膝はランニングによる膝の故障の総称を言い、多くのランナーが悩まされるランニング障害です。

 

ランナー膝の原因

ランナー膝は主に膝の外側にある腸脛靱帯の炎症を指すことが多いです。

ランニング時にこの腸脛靱帯が擦れたり、引っ張られたりして徐々に炎症が引き起こされると考えられています。

参照https://my.clevelandclinic.org/health/diseases/21967-iliotibial-band-syndrome

 

ランナー膝のリスク要因

ランナー膝のリスク要因として走行距離が多い、体重が重い、年齢が高いといったものが挙げられます。

さらにはランニング時に膝が内側に入ってしまうこと、骨盤がの傾き、つま先が外を向いてしまっているといった走り方もランナー膝につながりやすいと言われています。

(Baker et al 2016より引用)

こういったランニングフォームの乱れは、柔軟性や筋力不足が関係していることが多々あります。

 

ランナー膝の対処方法

ストレッチ

ランナー膝を抱えている人は身体が硬いことが多く、特に膝の外側や股関節の柔軟性が低下している傾向にあります。

ランナー膝に対するストレッチには様々なものがあり、自宅でできるストレッチなどが紹介されています。

 

こういった自分でできるケアの方法を知ることもランナー膝を防ぐのに役立ちますが、こういったストレッチをやっても痛みが減らないことも珍しくありません。

人それぞ身体の状態が異なるため、思うように解決できない場合には専門家にお願いすることも大切です。

 

骨格を整える整体施術

ランナー膝を抱えている人は膝関節がズレていることが珍しくなく、身体が歪んだ状態で走ってしまっていることがあります。

整体施術で膝関節を整えて負担のかかりにくすることもランナー膝の改善に役立ちます。

膝のアライメント

 

ランナー膝の予防方法

お尻の筋肉のトレーニング

中臀筋

ランナー膝を抱えている人はお尻の筋肉があまり機能していないことが知られていて、ランニングフォームの乱れにも大きく関係しています。

お尻の筋肉を活性化させることで、膝の負担が減りやすくランナー膝の改善につながります。

クラムシェルエクササイズ

 

体幹のトレーニング

腹斜筋

体幹のトレーニングもランニングフォームの改善、そしてランナー膝を防ぐことに役立ちます。

体幹の筋肉には様々なものがありますが、一般的には腹筋が鍛えられることが多く、それ以外の腹斜筋など横方向の腹筋などが弱い人が多くいます。

サイドプランク

 

 

<参考文献>

  1. Rees D, Younis A, MacRae S. Is there a correlation in frontal plane knee kinematics between running and performing a single leg squat in runners with patellofemoral pain syndrome and asymptomatic runners? Clin Biomech (Bristol, Avon). 2019 Jan;61:227-232. doi: 10.1016/j.clinbiomech.2018.12.008. Epub 2018 Dec 14. PMID: 30634094.
  2. Messier SP, Martin DF, Mihalko SL, Ip E, DeVita P, Cannon DW, Love M, Beringer D, Saldana S, Fellin RE, Seay JF. A 2-Year Prospective Cohort Study of Overuse Running Injuries: The Runners and Injury Longitudinal Study (TRAILS). Am J Sports Med. 2018 Jul;46(9):2211-2221. doi: 10.1177/0363546518773755. Epub 2018 May 23. Erratum in: Am J Sports Med. 2021 Feb;49(2):NP13. PMID: 29791183.
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  6. Baker RL, Fredericson M. Iliotibial Band Syndrome in Runners: Biomechanical Implications and Exercise Interventions. Phys Med Rehabil Clin N Am. 2016 Feb;27(1):53-77. doi: 10.1016/j.pmr.2015.08.001. PMID: 26616177.

 

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