肩の痛みを根本的に解決するためには、柔軟性を高め、身体のクセを解消し、効率的に動けるような身体作りが欠かせません。
痛みを減らすだけの対処療法では、より激しいスポーツの練習などですぐに肩を痛めてしまう可能性があります。
肩の痛みの原因
長時間のデスクワークや猫背など肩に負担がかかる状態が続くと、肩の痛みにつながることがあります。
スポーツ選手においては繰り返しの投球動作やスイング動作などによって、肩を酷使することで痛みや違和感につながります。
骨や腱など、重度の肩の損傷が疑われる場合には整形外科での診断を受けることが大切です。
一方でレントゲンやMRIに異常がなくとも、柔軟性の低下や筋力低下などの筋バランスの乱れによってしつこい肩の痛みが引き起こされることも珍しくありません。
肩関節は大きな可動域を持ち、さらには肩甲骨など複数の関節も近くに存在し、とても繊細な関節であると言えます。
肩の痛みの整体施術
柔軟性を高める施術
肩の柔軟性を高めるのにストレッチが大きく役立ちます。
メジャーリーグ球団では練習や試合前にルーティーンの一環として肩のストレッチがよく行われています。
柔軟性の向上は肩の痛みの改善に役立ちますが、柔軟性が高ければ高いほどいいというわけではありません。
肩の痛みの種類を見極めた上でストレッチの方法を調整していくことが大切になります。
高い柔軟性を持っている人は意外と怪我をしやすい
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肩のインナーマッスルへの施術
肩の痛みがある人は肩甲骨周りの筋肉にコリがあることが珍しくありません。
特に棘下筋などの肩甲骨周りのインナーマッスが硬いまま放置されているという人も意外と多いです。
というのも通常の筋肉のもみほぐしや、ストレッチでは肩の奥深くの筋肉に十分な刺激が届きにくいためです。
施術の姿勢や力の加え方を工夫することで、肩の奥深くにピンポイントで効かせることができ、今まで感じたことのないような刺激が加わり、肩周りの筋肉が驚くようにほぐれていきます。
肩甲骨はがし
肩の痛みを抱えている人は肩甲骨がスムーズに動かすことができないという人も珍しくありません。
肩甲骨はがしで滑らかに動くようになっていくと、肩の負担を和らげることができます。
最近では肩甲骨剥がしに対する注目が高まりつつあり、肩甲骨を気持ちよくスムーズに動かすことで肩の負担を減らすことができます。
肩のトレーニング
チューブトレーニング
肩はとても繊細な関節であるため、高重量でガンガン鍛えるだけでは限界があります。
チューブトレーニングは肩への負担が小さく、肩を痛めるリスクが少ないため、リハビリや障害予防を目的としたトレーニングに適しています。
一見シンプルな道具ではありますが、プロ選手もウォームアップなどでチューブトレーニングを取り入れていることが珍しくありません。
肩甲骨のトレーニング
肩甲骨周りのインナーマッスルの強化も欠かせません。
肩甲骨周りのトレーニングは地味なものが多く、ついつい後回しになりがちで、十分に鍛えられていないことがよくあります。
肩甲骨は土台となる部分であるため、しっかりと鍛えて基礎を固めておくことが肩の障害を減らすのに役立ちます。
まとめ
肩関節はとても繊細な関節であり、柔軟性低下や筋力低下などの絶妙な筋肉のバランスが肩の痛みへとつながることがあります。
筋肉のバランスを上手に整えることが、肩の状態を改善するのにとても重要です。
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