脊柱側湾症の整体施術 | 越谷市 | Hero's Body

脊椎側彎症

脊柱側湾症は背骨が曲がった状態であり、これによって腰痛や痺れなど様々な症状が引き起こされることがあります。

脊柱側湾症による背骨のカーブを完全に修正することには限界がありますが、整体施術で腰痛や痺れなどの症状を軽減させる可能性は十分にあります。

 

脊柱側湾症の原因

脊柱側彎症には先天性、特発性、機能性などの様々な原因がありますが、特に成長期の子供達は脊柱側彎症の症状が進行しやすい傾向にあります。

脊柱側湾症

猫背の有無などで脊柱側湾症の曲がり具合が変わってくる可能性があり、柔軟性や筋力などにも影響されます。

脊柱側湾症にともなう重大な損傷が疑われる場合には、整形外科に行くことが大切です。

 

脊柱側湾症の整体施術

ストレッチ

ストレッチで背骨や体幹周りは伸ばすことは簡単ではなく、ストレッチで背骨にストレスがかかってしまう可能性もあります。

ストレッチ

ストレッチによって姿勢が乱れやすくなるといった可能性もあり、安易なストレッチはあまりオススメできません。

脊柱側湾症に対してストレッチを行う場合には専門家の指導のもと行うことが大切になってくるかと思います。

 

脊柱のアライメント調整

脊柱側湾症を改善するには背骨を整えればいいと考えるかもしれません。

カイロプラクティックなどで脊柱をボキボキ鳴らす整体施術による脊柱側湾症への効果は微妙なところで、明確に効果があると言えるほどの科学的根拠はありません。

背骨のアジャストメント

一方で脊柱のモビライゼーションと呼ばれる、比較的優しい力で背骨を整えていく方法は脊柱側湾症に対して一定の効果があることが報告されています。

 

猫背矯正の整体施術

背中が丸まってしまうような猫背の姿勢を整えることが脊柱側湾症の改善に役立つ可能性があります。

猫背

猫背の姿勢を整えるのは背骨へのアプローチに限らず、股関節や肩などに対する整体施術も猫背の改善に効果を発揮します。

 

脊柱側湾症のトレーニング

100m走の金メダリストであるウサイン・ボルト選手も脊柱側湾症に悩まされていて、若い時に怪我で思うように走れなかった時期が続いています。

しかし、ハードなトレーニングによって強靭な肉体を手に入れることで脊柱側湾症を克服したと言われています。

 

姿勢矯正トレーニング

猫背などの姿勢を整えるトレーニングが脊柱側湾症に役に立ちます。

プランクフォーム

まずは綺麗な姿勢を取り、その姿勢を維持したままトレーニングをしていきます。

より高い負荷でも綺麗な姿勢を維持するようにトレーニングすることで、姿勢が整っていきます。

 

体幹トレーニング

脊柱側湾症に対しては体幹トレーニングが一定の効果を発揮します。

背骨の周りの筋肉を鍛えることで、背骨をしっかりと支えることができ、脊柱側湾症が軽減することがあります。

サイドプランク

多裂筋などのインナーマッスル、脊柱起立筋など背骨の周りには様々な筋肉があります。

こういった筋肉は十分に鍛えられていないことが多く、体幹トレーニングで刺激を入れていく価値があります。

 

まとめ

脊柱側湾症に対しては背骨を整えるような施術や、姿勢や体幹を鍛えていくことが役に立つ可能性があります。

 

<参考文献>

  1. Rrecaj-Malaj S, Beqaj S, Krasniqi V, Qorolli M, Tufekcievski A. Outcome of 24 Weeks of Combined Schroth and Pilates Exercises on Cobb Angle, Angle of Trunk Rotation, Chest Expansion, Flexibility and Quality of Life in Adolescents with Idiopathic Scoliosis. Med Sci Monit Basic Res. 2020;26:e920449. doi:10.12659/MSMBR.920449
  2. Théroux J, Stomski N, Losco CD, Khadra C, Labelle H, Le May S. Spinal Manipulative Therapy for Adolescent Idiopathic Scoliosis: A Systematic Review. J Manipulative Physiol Ther. 2017 Jul-Aug;40(6):452-458. doi: 10.1016/j.jmpt.2017.03.009. PMID: 28822477.
  3. Farooqui SI, Siddiqui PQR, Ansari B, Farhad A. Effects of spinal mobilization techniques in the management of adolescent idiopathic scoliosis - A meta-analysis. Int J Health Sci (Qassim). 2018 Nov-Dec;12(6):44-49. PMID: 30534043; PMCID: PMC6257876.
  4. https://www.scoliosisreductioncenter.com/blog/scoliosis-cant-slow-down-the-worlds-fastest-human

 

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2022年11月16日

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