水泳肩の原因
水泳の繰り返しの負荷によって微細な損傷が蓄積され、スイマーの肩の痛みの原因となります。
水泳肩の原因は他にも柔軟性の低下や肩関節の微妙なズレ、関節の過剰な緩さ、肩のインナーマッスルの働きの低下などがあり、こういった要因が水泳肩のリスクを高めます。
水泳肩はあくまで水泳選手の肩の痛みの損傷であり、肩のどの部分を負傷しているかは状況によって違ってきます。
重大な損傷の疑いがある場合には整形外科を受診することが大切です。
水泳肩(スイマーズショルダー)の原因と改善方法
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水泳肩の整体施術
柔軟性を高める施術
水泳選手の肩の可動域を高めることで水泳肩の改善や予防に役立ち、自分一人では届きにくい肩の部分に施術をしていきます。
ストレッチや揉みほぐし、筋膜リリースなど肩の中でも効かせたい部分によって最適なアプローチを選ぶことが効果を引き出すポイントです。
肩関節のアライメントを整える施術
水泳選手は肩のストレッチに取り組んでいることが多いのですが、肩関節が微妙にズレているとストレッチがうまく効かないことが珍しくありませんし、場合によっては肩のストレッチで痛みが出ることがあります。
整体施術で肩関節のアライメントを整えることで肩のストレッチが本来の効果を発揮しやすくなり、さらなる柔軟性の向上や痛みの解消効果を見込むことができます。
肩甲骨の施術
水泳選手にとって肩甲骨の動きは極めて重要なもので、スムーズに肩甲骨が動くことで水泳肩の痛みの予防、水泳のパフォーマンス向上に役立ちます。
肩甲骨周りの硬さをほぐし、肩甲骨が滑らかに動くように施術をすることで、肩甲骨が軽く快適に動くようになっていきます。
水泳肩のトレーニング
水泳は肩を酷使するスポーツですが、水泳だけでは鍛えることができない細かい肩周りの筋肉があります。
肩の痛みを抱えている水泳選手は肩のインナーマッスルや肩甲骨周りの筋肉の働きが弱く、こういった筋肉を鍛えることで水泳での肩の痛みの改善や予防に効果を発揮します。
こういった細かい肩周りのトレーニングは負荷が過剰になってしまったり、変な癖がつきやすかったりするので、専門家の指導のもと肩のリハビリを行うことで高い効果を発揮します。
水泳選手の肩の柔軟性を上げるストレッチとトレーニング
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<参考文献>
- Tovin BJ. Prevention and Treatment of Swimmer's Shoulder. N Am J Sports Phys Ther. 2006 Nov;1(4):166-75. PMID: 21522219; PMCID: PMC2953356.
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- Yoma M, Herrington L, Mackenzie TA. The Effect of Exercise Therapy Interventions on Shoulder Pain and Musculoskeletal Risk Factors for Shoulder Pain in Competitive Swimmers: A Scoping Review. J Sport Rehabil. 2022 Feb 23;31(5):617-628. doi: 10.1123/jsr.2021-0403. PMID: 35196648.
アクセス(越谷市蒲生駅から徒歩5分)
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