脳神経

怪我を防ぐために脳神経に最適な刺激を与えることについて

脳神経に最適な刺激を与えれば怪我を防げるんじゃないか?そんなことを考えているのは私だけではないかと思います。

ここでどのようにしたら脳神経に良い刺激を与えられるのか?ということについて書かせていただきたいと思います。

今回は概念的な話を中心とし、詳しい内容は量が多いためリンク先にてご紹介させていただいています。

 

脳神経の働きを低下させる要素を取り除くためには?

痛みは脳や神経の働きに影響を及ぼします。

しかし、痛みだけでなく腫れも脳や神経の働きに影響を及ぼします。

この他にも様々な要素が脳や神経の働きに影響を及ぼす可能性があります。

 

関節に過度な負荷がかかるような動きをすることでも脳や神経の働きに影響を及ぼす可能性があります。

かといって負傷部位に負荷がかからないように安静にしていれば脳神経の働きにいい影響を与えられるわけでもありません。

適度に身体を動かすことが脳神経にいい影響を与えることができます。

特に全身の協調性を求められる動きやスポーツに取り組むことが効果を発揮しやすい傾向があります。

このように様々な要素が脳神経に影響を及ぼしているため、脳や神経の働きを低下させる要素を取り除きつつ適切な刺激を与えようとすると、

痛みを減らし、腫れを減らし、可動域を確保し、筋力をつけて関節を安定させ、スポーツの複雑な動きを取り入れるという・・・

怪我を治療してスポーツに復帰することが大事になってくるかと思います。

 

つまり、脳神経に最適な刺激を与えようと思うと従来から行われている治療やリハビリが想像以上に大切であり、

従来から行われている治療やリハビリには先人達の知恵が詰まっているのではないかと思います。

 

脳や神経の働きが怪我の原因となりうるのか?

靭帯の断裂などで感覚器を損傷したことによる影響、足裏からの感覚入力の低下、などなど脳や神経を損傷していなくとも、神経の働きが怪我に関与しているケースは多々あるかと思います。

スポーツの複雑な状況で怪我が発生しやすく、脳の認知や反応という要素も怪我に影響しています。

怪我と脳や神経の働きには密接な関係があると考えられています。

しかし、怪我を引き起こした後に脳神経の働きが低下しているという報告はたくさんあるものの、脳神経の機能が低下している人の怪我の発生率が高かったというような研究結果は数が少ないのが現状です。

脳神経の働きが怪我を引き起こしているという因果関係を立証した科学的根拠はそこまで強いものがありません。

技術的に十分検証可能であるにもかかわらず、なぜそのような論文があまり発表されないのか?という疑問が残ります。

 

いずれにしても脳や神経を損傷したというならば脳神経の機能が怪我の原因になっていると言えるかもしれませんが、

スポーツの怪我においては脳神経の機能低下が怪我を引き起こしたというよりも、怪我によって脳神経の機能が低下したケースが想像以上に多いのではないかと思います。

 

脳神経の問題を突き止めるには

変形性膝関節症や慢性的な腰痛のように脳神経が痛みに関わっているという事例もあるかもしれません。

脳MRI

問題はどのように評価するか?ですが、脳神経などの異常を正確に評価するにはfMRIなどの評価が必要ですが、

現場ではアンケートや質問などへの回答によって、痛みの原因は脳神経が関わっているかもしれないと推測することになるかと思います。

 

そして、仮に脳神経の働きが変化していたとして、

それは炎症などの生理学的要因によって引き起こされることや、繰り返される物理的刺激によって引き起こされること、さらには遺伝子の突然変異などによって神経伝達異常が引き起こされる可能性だってあるわけです。

脳神経の働きをfMRIなどで測定したからといって、原因を特定できるとは限りません。

MRI

いずれにしても脳神経に怪我の原因があるとするならば、どこに神経伝達の異常があるのかをピンポイントで突き止めないことには、漠然とした対処療法に終わってしまうのではないかと思います。

 

脳神経の機能を改善させるには

脳神経の働きに異常をきたしている場合に、脳神経へのアプローチが行われることがあります。

脳の障害

まず、脳神経を大きく損傷している場合には、神経を再生させることは難しいと思います。

この場合にどのように介入するのかはニューロリハビリテーションなどの分野になってくるかと思います。

 

日常生活やスポーツで生じる微細な神経の損傷ならば、栄養を取り、休養を取り、身体のケアをし、適度な負荷を与えることで神経の微細な損傷は回復する可能性はあるかと思います。

手根管症候群

そして、脳神経は無傷だけれども神経伝達が異常な働きをしているという場合には、安心できる環境を提供した上で「安心していい」ということを脳神経に認知させることが役に立つかもしれません。

いわゆる慢性痛に対する認知療法、精神疾患に対する認知療法などもこういった考え方に通じる部分があるかと思います。

これは根本的な解決になるかどうかは微妙ですが、現時点での主な対処療法のひとつではないでしょうか。

 

まとめ

脳神経の働きを理解することは重要ですが、脳神経は決して万能なものではありません。

脳神経に適度な刺激を入れて怪我を防ぐためには、怪我による生理学的変化や骨格筋の働きなど身体のあらゆるシステムの理解が大事になってくるかと思います。

脳神経は重点的に最先端の研究が行われている分野ですので、今までの想像を超えてくる方法が生み出される可能性もあります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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