研究と現場の壁を壊したくて、
怪我に困っている人達の声を反映した研究を実現したくて、
理想とする形を実現したくて、
私は自分でお店を開業することにしました。
今回はそのことについて詳しく書かせていただきたいと思います。
Contents
研究体制の確立に向けて
私が実現したいことのひとつが実際に怪我で困っている人達の声を反映した研究です。
研究室と現場には壁があり、現場の声を反映した研究が行いにくいという問題があります。
実際に怪我で困っている人達の声をどんどん研究に反映していくことで、新たな怪我のメカニズムを解明することができ、後々多くの人達の役に立てるのではないか?と考えています。
研究と現場の壁を壊すと言っても簡単なことではありません。
現場の人たちがなぜ研究をやりたがらないのか?
それは、そこに明確なメリットが少なく、膨大なお金と時間ばかりを費やしてしまうからではないでしょうか。
多くの場合研究をしても数年で思うような成果をあげることはできないと思います。
しかし、長期的な視野で考えると、10年〜20年と研究を続けることで得られるものはとても大きいのではないかと思います。
今までわからなかった怪我のメカニズムの解明につながり、これによって怪我に困っている人達の役に立てるのではないかと考えています。
お店の運営をする理由
怪我で困っている人達に向けてサービスを提供するという目的があります。
私自身が怪我に苦しんだ末に気がついたことも色々ありまして、そういったところを踏まえたサービスを提供したいという想いがあります。
整体や接骨院、整形外科、病院、パーソナルトレーニングジムなど色々な働き方を模索しました。
こういうものを提供したい!という理想はあれど、制度の縛りや組織の利益などを考えると自分が理想とするサービスを実現しにくいということがありまして、自分でお店を開業するに至りました。
自分でお店を運営せずに、怪我に困っている人に理想的なサービスを提供でき、研究も続けることができるのならば私はそちらを選びたいです。
しかし、そのような環境はなかなか難しく、自分で創るしかないのだと思っています。
収益性を高めることで研究にも十分な時間がさけることもひとつの目的となっています。
大学で働きながらとなると雑務も多いですし、現場の経験をしながらというのが難しいんじゃないかなという不安もありました。
研究費用だってタダではありません。研究資金を提供してくれるスポンサーがいなければ研究を続けることすら難しいと思います。
研究者としての成果や地位を獲得するための研究をせざるを得なくなるということだってありえるのではないかと思います。
お店の運営は簡単なことではありませんが、軌道に乗せることで怪我で困っている人へのサービスを提供し、
そこから得られたフィードバックを研究に活かすというサイクルを生み出すことができるのではないか?と考えています。
まとめ
研究室と現場には壁があり、それを乗り越えて良い循環を生み出すというのは簡単なことではありません。
私がやろうとしていることは、もしかしたら理想論で夢物語に過ぎないのかもしれません。しかし、そこに可能性があるのならば実現に向けて挑戦していきたいと思います。