野球肩の整体施術 | Hero's Body | 越谷市

野球肩

野球肩を根本的に解決するためには柔軟性を高め、筋力不足を解消し、スムーズな投球動作を行える状態に整えていくことが欠かせません。

より高いレベルの練習や試合でも身体を痛めない、しっかりとした身体作りを行うことが大切です。

 

野球肩の原因

野球肩は繰り返しの投球動作で発症しやすく、投げすぎや休養が少ないことが肩の障害のリスクを高めます。

近年では投げ過ぎが問題となっており、投球数の制限によって肩の障害を防ごうという対策がとられています。

野球ピッチャー

野球肩は可動域の低下や肩のインナーマッスルの筋力不足などなどによっても起こり得ます。

腱板損傷、関節唇損傷、インピンジメントなど野球肩には周辺組織の損傷を伴う場合があり、重大な損傷が疑われる場合には整形外科で診断を受けることが大切です。

 

野球肩の整体施術

柔軟性を高める施術

柔軟性の低下は野球肩のリスクを高めると言われており、特に肩の内旋・外旋などの可動域の低下が野球選手の肩の痛みに関わっています。

繰り返しのピッチング動作によって肩関節の後部が硬くなりやすく、これが可動域低下につながるためしっかりとケアをしておくことが重要になります。

(Nakaji et al 2021より引用)

そして、肩の外旋の可動域は球速に影響を与えるものでもあり、適切な可動域の確保はパフォーマンス向上に役立つ可能性があります。

⇨肩の外旋の可動域とピッチャーの投球動作

 

ストレッチ

メジャーリーグの球団などでも肩のストレッチが広く取り入れられていて、練習前や練習後に肩のストレッチを行うことがルーティーンになっていることは珍しくない光景です。

専門家が行うストレッチほどの効果はありませんが、自分でできる肩のストレッチもあります。

身体を横にして腕に力を加えることで、セルフで肩の後部をストレッチで伸ばすことができます。

(Bailey et al 2017より引用)

こういったセルフストレッチは肩の違和感を誘発する場合もあるので、違和感がある場合にはストレッチではなく他の方法で肩のケアを行うことが大切です。

 

肩甲骨への施術

肩甲骨の動きはとても重要で、肩甲骨の動きが悪いアスリートは将来肩を痛めるリスクが43%上昇するという研究結果などが報告されています。

肩甲骨の機能低下には様々なものがありますが、まずは肩甲骨のポジションが左右で大きく違っていないか?、肩甲骨の下部が大きく出っ張っていないか?ということがポイントになります。

肩甲骨のアライメント

肩甲骨のポジションに大きな左右差がある場合には過度に硬くなっている筋肉や筋力不足などの可能性が考えられます。まずは施術で硬い筋肉をほぐしていき肩甲骨の左右差を整えていきます。

また、肩甲骨が大きく出っ張ってしまうことは前挙筋と呼ばれる筋肉の筋力不足が関係していると考えらています。

⇨前鋸筋の機能とエクササイズ

手を挙げる動作

腕を挙げる動作などで肩甲骨がしっかりと動いているかも大切なポイントです。肩関節だけで動かすと肩に負荷がかかりやすく、肩甲骨から動かすことで肩関節の負担を減らすことができます。

腕の動きとともに肩甲骨が動かない場合には、施術で肩甲骨が滑らかに動くように調整していくことが役に立ちます。

⇨整体での肩甲骨はがしの効果について

 

野球肩のトレーニング

肩のトレーニング

チューブを使った野球選手の肩のトレーニングは、肩に過剰な負担をかけずに安全に肩まわりを鍛えることができます。

アメリカの強豪野球チームなどでもウォームアップやリハビリなどにチューブトレーニングを取り入れているところも少なくありません。

肩のチューブトレーニングには様々なバリエーションが存在しており、その数は何十種類にも及びます。

 

肩甲骨のトレーニング

野球では肩甲骨の動きが大事であると言われていますが、闇雲に肩甲骨を動かす練習をするだけではあまり効果を得られないこともあります。

肩甲骨をしっかりと働かせるためには、肩甲骨周りの筋肉が連動して働くことが肩甲骨の動きの質を高めるためのポイントです。

(Neumann and Camargo 2019より引用)

肩甲骨周りの筋肉をひとつずつしっかりと鍛えていくことが大切なのですが、

この中でも僧帽筋下部や前鋸筋といった筋肉は普段鍛えることが少なく、意識して鍛えないと筋力不足が解消しにくい部分でもあります。

 

肩に負担のかかりやすい投球動作

肩関節を大きく動かすようなピッチング動作、特に肘を大きく後方に持ってくるような動きは肩関節への負荷が高まります。

野球ピッチング

他にも体幹部の傾きや膝の角度なども投球時の肩関節の負荷へとつながる可能性があります。

このため肩関節だけでなく体幹部や脚もしっかりと整えていくことが大切になってきます。

⇨投球時の体幹部の回旋動作のタイミング

 

投球フォームだけでなく、ピッチングの球速も肩の痛みに大きく影響しており、球速が速いほど肩の負荷が大きくなります。

球速が速いピッチャーほどインナーマッスルなどの身体の土台をしっかりと作り上げる重要性が高いと言えます。

⇨球速が速いピッチャーほど肩を痛めやすい

 

まとめ

野球肩を根本的に解決していくためには、柔軟性を高め、肩や肩甲骨周りの筋肉をしっかりと鍛え、さらには全身の動きの連動性を高めていくことが役立ちます。

 

<参考文献>

  1. Neumann DA, Camargo PR. Kinesiologic considerations for targeting activation of scapulothoracic muscles - part 1: serratus anterior. Braz J Phys Ther. 2019 Nov-Dec;23(6):459-466. doi: 10.1016/j.bjpt.2019.01.008. Epub 2019 Feb 2. PMID: 30737019; PMCID: PMC6849091.
  2. Bailey LB, Thigpen CA, Hawkins RJ, Beattie PF, Shanley E. Effectiveness of Manual Therapy and Stretching for Baseball Players With Shoulder Range of Motion Deficits. Sports Health. 2017 May/Jun;9(3):230-237. doi: 10.1177/1941738117702835. Epub 2017 Apr 12. PMID: 28402756; PMCID: PMC5435155.
  3. Hickey D, Solvig V, Cavalheri V, Harrold M, Mckenna L. Scapular dyskinesis increases the risk of future shoulder pain by 43% in asymptomatic athletes: a systematic review and meta-analysis. Br J Sports Med. 2018;52(2):102-110.
  4. Chalmers PN, Wimmer MA, Verma NN, Cole BJ, Romeo AA, Cvetanovich GL, Pearl ML. The Relationship Between Pitching Mechanics and Injury: A Review of Current Concepts. Sports Health. 2017 May/Jun;9(3):216-221. doi: 10.1177/1941738116686545. Epub 2017 Jan 1. PMID: 28107113; PMCID: PMC5435152.
  5. Matsel KA, Butler RJ, Malone TR, Hoch MC, Westgate PM, Uhl TL. Current Concepts in Arm Care Exercise Programs and Injury Risk Reduction in Adolescent Baseball Players: A Clinical Review. Sports Health. 2021 May-Jun;13(3):245-250. doi: 10.1177/1941738120976384. Epub 2021 Jan 29. PMID: 33514287; PMCID: PMC8083153.

 

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